サバゲーでチーム分けが済んだらそのまま戦うより、「編成」を行って「指揮系統」を確立した方が個ではなく群として戦え、戦闘効率が上がります。
現実の軍隊では8~10人ほどで編成される「分隊」や「班」というグループ単位があります。サバゲーなら戦場は小さくなるので半分の4~5人、人数が足りなければさらに半分の2~3人で隊を組むと良いでしょう。
次に「分隊長(班長)」を決めます。
分隊長はその場で一番強い人を指名するより、サバゲーを何度も経験し場慣れしている人を選ぶ方が結果的に分隊の生存率が上がります。
強いプレイヤーにはなるべくその戦闘能力を発揮できる先導役などのポジションに居てもらい、そのプレイヤーに分隊長が指示を出して、死角を他のメンバーで埋めてあげるのが理想です。
狙われやすい先導役を分隊長がやると、スムーズなのはスムーズなのですが、狙われやすく、ヒットを受けた際に指揮が取れなくなってしまい分隊がバラバラになってしまう可能性があるのです。
隊長が決まったあとは分隊内での「順位」を決めます。これは指揮を執っている人がヒットを受けた際に誰が指揮を引き継ぐかを明確にするものです。
分隊を再度まとめなおし、効果的な反撃を行う為にはやはり誰かが指揮を執らないといけません。現実の軍隊での階級制度はまさにこの為にあると言えます。
サバゲーでは単純に数字を割り当て、順番に引き継いでいく方が分かりやすいと思います。
大事なのは勝つための結束と連携ですし、何よりもそれらを楽しむことです。なので軍隊式の階級を付ける場合はよくよく話し合ってください。
隊長が決まり、順位も決まり、分隊として戦う準備が出来たら「部隊名(もしくはコールサイン)」を決めるのも良いでしょう。特に無線機を複数導入していて、分隊同士で連絡を取り合える場合は部隊名がないとどこの誰が喋っているのかが分かりません。仲間内なら分かりますがそれでもやはり分かり易いので付けるようにしたほうがいいです。
長い名前は避け、言い間違えしにくいものが好ましいです。単純にアルファやブラボーなどでも理解し易いでしょう。分隊としての士気も少なからず上がりますし、タクティカルな気分にも浸れます。
もし分隊が3つ以上作れた場合は分隊長の中から小隊長を選出するとさらに良いです。
※分隊が3つ4つ集まると1小隊になる
小隊長はいわば全体の司令官なのでかなり複雑な思考が必要になりますが、分隊同士を有機的に連携させ、より大きな群れで戦うことが可能になるからです。
この場合も分隊長たちの中で順位を決めておき、小隊長がヒットされても引き継げるようにしておくと保険になります。
ステップ3へ続く
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