Sub3.分隊でのテクニック1

戦争映画などで耳にする「○時方向」という方向指示。クロックポジションと言うのですがサバゲーでは中々使いにくい部分があります。

というのも、そのままでは誰の向いてる方向を基準にしているか分かりません。「○○(メンバーの名前や目印)の△時方向」というように元になる目標を示しながら伝えるのが一般的です。

移動中であれば進行方向を12時とし、元来た方向を6時として伝達するのも緊急時には利用できるでしょう。

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当ブログでは「分隊行動」を推奨していますが、CQBフィールドなど狭い場所では5人前後で固まって行動するのは身動きが取りづらいので、分かれて行動する方が楽だと感じる事が多々あると思います。

そうした状況に対応するため、分隊(squad)のさらに下位の編成となる「班(fire team)」を予め組んでおくと咄嗟に分かれて広い範囲をクリアリングしたり、お互いを交代で支援射撃しながら前進したり後退することができます。

分かりやすい編成としては分隊長と1~2名、あとは副分隊長と残りのメンバーで分隊をふたつに分けるやり方です。

人数によってはバディシステムのように2人ずつで組んで、それをさらに合わせて分隊とするのもアリです。

合図でサッと分かれられるよう、編成を細分化しておくと「敵の側面を攻撃する」という戦術の原則を達成しやすくもなります。

逆に「戦力の集中」原則には反する事になるので通常は分隊で行動し、必要に応じて展開と合流を行うべきです。

自在な機動、運用が可能になればサバゲープレイルール各種に柔軟に対応した連携ができるようになるので是非検討してみてください。

《ミリタリーオウル》

本サイトはサバゲーを分隊単位で戦うことでよりタクティカルに楽しんで勝つことを目的として、軍の教範の一部や戦術学を筆者の経験と解釈でどのように活用するかを紹介しております。 ステップを読み進めるごとに内容が把握できるようにしておりますのでできれば初めからお読み頂けると幸いです。

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