CQBフィールドや敵の居るであろうエリアに浸透している最中は音を最小限に保つ必要があり、そうした場合のコミュニケーションとしてハンドシグナルが用いられます。
しかしこのハンドシグナル、年代や国、軍隊によって異なっており、人によってサインが異なる場合も珍しくありません。
また複雑なハンドシグナルを導入しても憶えられなければ意味が無いですし、当ブログでは3つほど大体共通で意味が通りやすいものを紹介します。(モデルはeasy poserちゃん)
ひとつめが上図の「停止」です。自身の頭の横で握り拳か、平手を挙げて後続に停止を報せます。
これは正面を警戒しながらのハンドシグナルですが、相手の方を向いて平手を相手に見せることで停止してもらうというのも意味が通りやすいです。
ふたつめの上図は「姿勢を低く」です。
手先は平手で自身の真横に伸ばします。
このシグナルを見たら片膝を付くなどして姿勢を下げます。
この伸ばした手を小刻みに上下させると「伏せろ」のサインになります。
みっつめは「敵のいる方向」です。
味方に見えるよう平手を敵のいる方向に向け、手先をくるくると円を描くように回します。この円の広さで敵の居るエリアを示すことができます。
言葉によるコミュニケーションを交えれば、このシグナルでより分かりやすい方向指示をする事が可能です。
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最低限この3つを憶えておけば、ある程度の連携が可能です。より細かな連携をハンドシグナルで行う場合、事前にメンバーでどんなシグナルにどんな意味を持たせるか話し合っておかないといけません。
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